30年で価値観は変わる。
先日、期限付きで霞ヶ関を放浪している?!河合さんとあの「大地を守る会」代表の藤田さんと会食をした。藤田さんと言えば、日本で最初に有機野菜の生産、流通、消費のネットワークづくりをしながら、経済合理化を善とする文化状況に異を唱え、さまざまな運動を展開してきたカリスマ的な人。あの「100万人のキャンドルナイト」の仕掛け人でもある。30年前に有機野菜を唱えた時、理解者はほとんどいなかった中で、現在の世の中の価値観は・・・・。新たな「価値観を作ってきたその手法」は驚きの連続だった。
「全体はなかなか変わらない。2%から変えていく!」確かに今すぐに全体を変えたい!とか、世の中を変えたい!とか、そんなことは難しい。。。無理だという諦めもあった。だから、今から始まる浦幌での「子どもたちから始める取り組み」がある。こちらは近日このサイトでも紹介するが、子どもたちへの教育からの取り組みで30年後に少しでもこの国全体の価値感がより「思いやり」に満ちたものになっていることを心から期待したい!
転覆事故以降、私が発信してきたことがここに来て色んなところでまた色んな方に発信する機会が増えてきた。自然と対峙した暮らしの中で漁師たちが培ってきたこと、人として一番大事なことをいまこそ、30年後の新たな価値観創造を視野に入れ、子どもたちに伝えることをもっと加速していきたい!